2010年3月5日金曜日

本屋・出版社への愚痴

前の投稿からだいぶあいてしまった。
今日は愚痴です。

まず、私の知る限り、小説の種類(出版方式のほう)は以下の3種類ある。
・選書(四六判、つまり188×130mm。私は文芸書と呼んでいたが、どうやら「選書」というらしい)
・新書(新書判、つまり173×105mm)
・文庫(A6判、つまり105×148mm)
お分かりのように、上から順に大きい。

さて、ここからが愚痴なのだが、私はこの選書が嫌いなのだ。

何故か。
まず高い。大きいものが高くなるのは当然であるが、選書の場合は字も大きいし表紙も高そうな厚紙を使用している。具体的に言うと、選書で1500円前後、新書で1000円前後、文庫で600円前後くらいだ。だから、私が一番買うのは文庫で、その次が新書、選書はめったに買わない。
次にでかい。家で読む分には問題ないが、外出先へ持って行く場合は荷物になる。おそらく持ち歩くことを前提にしていないのだろう。ついでに言えば、私は文庫用のブックカバー(革製)を持っているが、選書用のカバーは持っていない。むしろ見たことない。(新書用も持っていはいないが、見たことはある)

しかしながら、小説というのは選書で出版することが多いのだ。
もちろん、新書で書き下ろし又は雑誌掲載物出版することもあるし、文庫で同様のこともある。だが、基本は選書で出版し、人気があれば数年後に新書にて再出版、さらに数年後に文庫で再々出版する。なので、新刊が読みたい場合は選書に手を出すことになる。私の好きな赤川次郎の「霊感バスガイドシリーズ」も選書だし、以前読んだ「越境捜査」も元は選書だったらしい。今野敏の「隠蔽捜査シリーズ」や佐々木譲の「駐在警官・川久保篤シリーズ」は立ち読みで読破したことがある。


要は、出版社や本屋が(作家も?)共謀して割高の選書を買わせようとしているように感じるわけだ。だから選書は人気作家の新刊を出したりわざわざ高級感出して値を吊り上げているのではないか?

真相は知らないが、実際本屋を見ると、選書が目立つところに置いてあるし、人気作家の村上春樹氏の小説(私は読んだことがない。面白いの?)なんかは文庫ではあまり見ない。見落としてるだけかもしれないけど。ただ、本屋が選書をプッシュしているように見えるのは確か。

・・・何が言いたいかというと、早く文庫化しないかなぁという本があるのだ。早くして、出版社さん。

0 件のコメント:

コメントを投稿