2010年3月9日火曜日

映画「交渉人」

今日は南船橋の東宝映画館で「交渉人 THE MOVIE タイムリミット高度10,000mの頭脳戦」を観てきた。
今回は「続きを読む機能」を使用し、以下でネタバレ含む発言をしようと思う。

そうそう、「交渉人」とは関係ないが、劇場では「踊る大捜査線3」の予告が流れていた。残念ながら短いバージョンだったが。めざましテレビで放送したロングバージョンは流れないのかなぁ?


いやぁ、銃をバンバン撃つねぇ。 怖くなるくらいに。
「交渉人」自体は、第一シリーズは毎週観てたけど第二シリーズはあまり観れなかった(残念ながら裏番組に好きなのがあったのだ)ので、分からない部分もあるのではないかと思ったが、そこはちゃんと初めてでも分かるようになっていたと思う。

内容は、いつものように、いや、いつも以上に緊迫した内容だった。バンバン撃つし。
ただ、その中にはSITの新人君(王子君だっけ?)が昇任試験の勉強頑張ってたり、木崎さんに婚約者が登場したり、死にかけの宇佐木の手を必死になって握っている桐沢管理官とか(え?好きなの?)、これらの登場人物への感情移入部分は、ドラマをある程度見ていればもっと楽しめる要素なのだと思う。

話の大まかな展開は初期の段階である程度予想できたが、反町隆史が死んだのには驚いた。橋爪めぇ!!
そんな予想が心配になってくるほど、あたり一面に緊迫した場面が散りばめられていた。ほとんど緊張しっぱなし。展開を考えるより今の状況が一番心配になる場面ばっかりで、ちょっとだけ気疲れしたかな。

そういえば、この映画で気になった登場人物に犯人の兄ちゃん(アルバイトクビになったらしい)と人質の金持ち(若くしてIT企業の社長らしい)の2人がいた。この2人、つまり対局の人間なのではないだろうか。
犯人の兄ちゃんはこの金持ちに対し嫌悪を抱いていたが、当の金持ちは学生時代に人生いろいろ失敗し、今成功しているのもほとんど運でいつこけるかわからない暮らしらしい。
要は、辛い人生の中で、犯人のように自棄になってしまうか、または金持ちのようにそれでも努力していくか、ということを問いているのではないだろうか?


最後に一つ気になったことが。
宇佐木玲子はどうやら死んだらしいが(真里谷がそうナレーションしてた)、一番最後に飛行機搭乗の際と同じ服装の宇佐木が真里谷の前に現れているのだが、これはどう解釈すればよいのか?
真里谷の勘違いで、しっかり生きていたのか?
それとも、彼の前に現れた宇佐木は真里谷の夢?
おそらくどちらにもとれるようにしておいて、視聴者の想像に任せるのだろう。ひょっとしたら、「実は生きてました!」とか言って続編でも作るかもしれない。

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