2010年3月13日土曜日

東京都青少年育成条例改正案

ここ数日前から、なにやらネットが騒がしくなってきた。東京都で制定する条例の件である。

「青少年育成条例」

この改正にあたり、ネット上でものすごい批判が相次いでいるようだ。

正直なところ、私が知ったのはつい数日前で、未だに事の重大さが理解できていないのだが、それでもプロの漫画家や小説家(調べた限り、私の知っているマイナーな方々ばかりではあったが)が、自身のブログで全世界に注意を呼び掛けているあたり大ごとなのだろう。

上記リンクの記事を軽く読んだところ、簡単にまとめると、
「漫画、小説の未成年キャラクター(又はそう見えるキャラ)がエッチなことしたり犯罪したりする作品を作っちゃだめだし、読んじゃだめ!」
ということらしい。かなりいい加減な解釈だが。間違ってるかも。

記事によると、弁護士の先生も文句を言っているらしい。法律のプロが言うなら間違いないのかな?


・・・ただ、個人的に思うのだが。
そもそも、未成年のキャラクターに違法行為をさせる作家もどうかと思うのだ。そういうので喜ぶ読者さんもいるのだろうが、私は好きにはなれない。

まあ、そういった違法未成年者を取り締まる人々を主人公にした小説もあって(前に読んだ今野敏「警視庁神南署」にも青少年が出てたし)、ひょっとしたらそれらも条例の規制対象になるのかもしれないが。だったらやだなぁ。

ただ、明らかにそういう違法行為をさせて喜ぶような作品には、規制をかけるべきなんじゃないのかな? 強姦が少女にエッチなことして、平気な顔しているような作品は、私は嫌いだ。

まぁ、いくら千葉県民の私が考えたって、東京都の条例をどうすることも出来ないだろう。
ここは静観と行こうか。都庁が、都議会議員が、そして東京都民がどういった判断を下すのか。


▼追記

ちょっと調べてみたが、一番何か行ってそうな某大学の「現代視覚文化研究会」はうんともすんとも言ってないんだね。そういうの研究するところだろ!

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