2012年2月13日月曜日

映画「逆転裁判」観てきた

本日二度目の更新。

映画「逆転裁判」を観てきたので、感想を少々。




▼雑感
ゲームが原作だからどうなるかなぁと思っていたが、やはりそこは日本映画。
いろいろ奇抜というかまず設定自体が現在の法律とは違うのだからまあ当たり前なのだが、ゲームだなーと思う反面、やはり実写によることで「実際に起こりうる」ことが実感できた気がする。
やっぱりゲームなのだし、実際とは違うが、ところどころが妙にリアルで、現実とマッチする部分もある。
それが実写の最大ポイントか。

しかし、実写にしてストーリー仕立てにすると、さすがである。
ゲームでは立ち絵の関係上出来なかった、マスコミに囲まれるナルホドくん。
これによって、ナルホドくんへの世間の注目度もわかりやすい。
灰根や狩魔の回想シーンも、ゲーム以上に感情移入しやすくなっているように感じた。


▼ストーリー
ストーリーとしては、「1」の話ほぼそのままなのだが、そこは映画。いろいろな独自設定や独自解釈があり、話そのままではないので、仮に「ゲーム飽きた!」という人にも見せられるようになっていた。
むしろ、ゲームと映画の違いを見つけられるようになってる?

・・・とりあえず「逆転検事2」の事件はなかった、という解釈でいい?
そういえば、DL6号事件から地震がなくなったのは、やはり大震災の影響だろうか?

あと、ところどころ笑いどころが。
・・・下手すると、ドラマ版こち亀以上のコント映画かもしれない。


▼メインキャラクターたち
ナルホドくんをはじめとする主要キャラは、よくここまで似せたなぁと思う。
個人的には、もう少し実在人間っぽくしてもよかったと思うが。
主要登場人物で気になるのはマヨイちゃん。(マヨイちゃんってピアノ弾けるの?)
・・・もう少し幼い女優(というか、高校生くらいの人)に出来なかったのだろうか?
あと、糸鋸刑事はもう少しガタイのいい俳優にできなかっただろうか?(そんなのいない?)


▼サブキャラクターたち
ゲームをやっていればわかる人たちが実に大勢。しかも突っ込みどころ満載。
・頭頂部が残念なアウチ検事。
・ヅラ芸は健在の山野星男。
・映画では罪を認めない?姫神サクラ。
・どこぞの警察局長みたいな執務室、狩魔豪。
・お前はマイケルジャクソンか!原灰巡査か!!小中大。
・気が弱くて髪があって、ひょっとして弟さん?裁判長。
・中の人がいないのに突然動きだした!タイホくん。
・原作まんま、大沢木ナツミ。
・メガネ掛けてたっけ?生倉雪夫。
・「逆転検事2」仕様ですね、御剣信。
・霊媒しても見た目が変わらない?綾里舞子。
・原作以上に可哀想に思える、灰根高太郎。
・これが後に豹変するんだ・・・、王都楼真悟。

他にもいたかもしれない。


▼小道具・大道具
実に様々なものが登場したが・・・。
・ゲーム時代から思っていたが、弁護士席の上の位置に傍聴席があるのはいいのだろうか?
・警察の制服が現行式→15年前は旧式、でもパトカーは現行式。
・トノサマンバルーンってCG?
・原作ではめったに登場しない検察バッジ登場。(アウチ検事が使用)
・法廷係官の制服って、実際に使用されているのだろうか?
・法廷のモニターが空中映写式→15年前はブラウン管?

実に芸が細かい!

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